玄関ドアのカバー工法で下枠の段差はどうなる?確認したい点
- 店長:三浦 雄太郎
- 三浦店長 現場&日常ブログ
「玄関ドアをカバー工法で交換すると、入口に段差ができますか?」というご質問があります。
結論として、既存の下枠形状や玄関土間との高さ関係により、段差の納まりは変わります。カバー工法は既存枠を残すため、新しい下枠との重なりを事前に確認することが重要です。商品名だけでは決まらず、現地採寸と既存枠の形状確認が欠かせません。

カバー工法で段差を確認する理由
カバー工法では、既存の玄関枠を壁から撤去せず、その上に新しい枠を取り付けます。工期を短くしやすく、外壁や室内壁を大きく壊さずに済む一方、下枠部分は既存枠と新設枠の関係が仕上がりに表れやすい場所です。

下枠と土間の関係を拡大して確認すると、既存枠の形状に合わせて納める必要があることが分かります。
同じ商品でも納まりは一軒ずつ異なります
既存ドアのメーカーや年代、下枠の立ち上がり、玄関タイルの高さ、室内床との段差によって結果は変わります。YKK APの公式情報でも、既存枠の形状に応じて下枠段差が変わることが示されています。カタログの参考寸法を、そのまま全住宅へ当てはめることはできません。
段差だけでなく扉の開閉も確認します
下枠を低く納めることだけを優先すると、防水や固定、扉下部のすき間に影響する場合があります。また、玄関マット、靴、框、ドアクローザー、外側のポーチとの関係も確認します。扉を開いたときに床へ当たらないか、掃除しやすいかも大切です。
当店ではこう考えています
段差は小さいほどよい、とは一概に言えません。安全に固定でき、防水性を確保し、毎日の出入りで気になりにくい納まりを優先します。見積り時には正面写真だけでなく、下枠を横から見た写真や採寸結果を使い、完成後の高さをできるだけ分かりやすく説明します。
現地調査で確認するポイント
- 既存下枠の形と高さ
- 玄関タイル・ポーチ・室内床との関係
- 扉を開いたときの床や玄関マットとの干渉
- 下枠を固定できる下地
- 雨水が入らないための納まり
まとめ
玄関ドアのカバー工法では、既存枠を利用するため下枠の段差確認が重要です。カタログ寸法だけで判断せず、ご自宅の既存枠と床の状態を確認し、使いやすさと施工性の両方から納まりを決めましょう。
玄関ドア交換の実例は施工事例でご覧いただけます。ご自宅の段差が気になる方は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
MADOショップ羽生下岩瀬店
サッシャーズ株式会社
代表取締役 三浦雄太郎
窓・玄関リフォーム専門店として、現地調査・商品提案・施工管理を行っています。住宅の状態や使い方に合わせ、完成後の納まりまで考えたリフォーム方法をご提案しています。
この記事を書いたスタッフ





