内窓を付けると外窓の動きも直る?先に確認したいポイント
- 店長:三浦 雄太郎
- 窓・玄関リフォームコラム
「窓の動きが重いので、内窓を付ければ一緒に直りますか?」という疑問は、内窓をご検討中の方にぜひ知っていただきたいポイントです。
結論からいうと、内窓を取り付けても、既存の外窓の戸車・レール・枠のゆがみ・鍵の位置は基本的に直りません。内窓は室内側へ新しい窓を追加する工事であり、外窓とは別々に動くためです。外窓に不具合があるときは、内窓工事とは分けて原因を確認します。

※イメージ画像です。実際の施工写真ではなく、窓や枠の形状は住宅によって異なります。
内窓と外窓は、それぞれ独立して動きます
内窓は、今ある窓の室内側にある木額縁などへ新しい枠を固定して設置します。外窓の戸車やレールを利用して動くわけではありません。そのため、内窓を軽く開閉できても、外窓の重さや引っ掛かりが残ることがあります。

※構造を分かりやすくした概念図です。特定メーカーの商品断面や施工写真ではありません。
外窓が重いときに確認する主な箇所
- 戸車:摩耗、破損、高さのずれがないか
- レール:ごみ、変形、摩耗がないか
- 窓枠:傾きやゆがみで障子がこすっていないか
- クレセント:受け金具との位置が合い、無理なく施錠できるか
- 障子:ガラスを含む重量や部品の状態に問題がないか
ご自宅では、左右どちらの障子が重いか、途中だけ引っ掛かるか、窓を持ち上げると動きが変わるかを確認しておくと、現地調査で原因を絞りやすくなります。レールを掃除しても改善しない場合は、無理に分解しないでください。
当店では「先に外窓の状態」を見ます
断熱や防音が目的なら内窓は有力な方法ですが、毎日の換気で外窓を開ける以上、外窓が重いままでは使い勝手が残ります。当店では内窓の取付寸法だけでなく、外窓の開閉、鍵、網戸、レール、額縁の奥行きまで確認します。
部品調整や戸車交換で改善が見込める場合もあれば、枠の変形や腐食、部品供給の状況によっては外窓交換を比較する場合もあります。性能が高い工事を一律に勧めるのではなく、既存窓の状態と費用のバランスから判断するのが当店の考えです。
内窓と外窓交換、判断の目安
外窓が問題なく動き、主なお悩みが寒さ・暑さ・音であれば、内窓を優先して検討しやすいケースです。一方、外窓そのものの動きが悪い、鍵が掛かりにくい、隙間や傷みが大きい場合は、調整・修理・外窓交換を含めて比較します。
ただし、窓種、外壁、既存枠、雨戸・シャッター、マンションの管理規約などによって施工できる方法は変わります。写真だけで可否を断定せず、現地で納まりを確認します。
まとめ
内窓は室内側へ追加する別の窓なので、既存の外窓の開閉不良を直接直す工事ではありません。内窓を付ける前に外窓の動きと鍵を確認し、不具合があれば原因に合った修理や交換も一緒に検討しましょう。
内窓の施工事例、窓交換の施工事例も参考にしてください。窓の動きが気になる方は、交換を決めていない段階でもお問い合わせページからご相談いただけます。
店長・三浦より
内窓の効果を気持ちよく使い続けるには、外窓も無理なく開閉できることが大切です。現地調査では「内窓が付くか」だけでなく、今ある窓をこの先どう使うかまで一緒に確認します。
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