窓のカバー工法で開口は小さくなる?現地調査で確認するポイント
- 店長:三浦 雄太郎
- 三浦店長 現場&日常ブログ
「窓をカバー工法で交換すると、今より窓が小さくなりますか?」外窓交換をご検討中のお客様から、よくいただくご質問です。
結論から申し上げると、カバー工法では既存の窓枠の内側へ新しい枠を取り付けるため、ガラス面や開口が今より少し小さくなるのが一般的です。ただし、小さくなる度合いは窓の種類、既存枠の形、選ぶ商品、施工時の納まりによって変わります。一律に「何センチ」とは決められません。
窓のカバー工法とは
窓のカバー工法は、既存の窓枠を建物に残し、その上から新しい窓枠を取り付ける方法です。壁を大きく壊さずに施工しやすく、古いサッシの動きや断熱性、気密性などを窓ごと見直せます。
既存枠の撤去を抑えられる一方、新旧の枠が重なる部分ができます。その分だけ新しい窓のガラス面や、窓を開けたときの有効な開口が小さく見えることがあります。

どの窓でも同じように小さくなるわけではありません
小さく見える度合いを左右する主な条件は、次の4つです。
1.窓の種類
引違い窓、たてすべり出し窓、FIX窓など、窓の開き方によって枠の形が異なります。交換前と同じ開き方にする場合と、別の窓種へ変更する場合でも見え方は変わります。
2.既存枠の形
既存サッシの立ち上がりやレール、室内側の額縁、外壁との位置関係によって、新しい枠を納められる範囲が変わります。
3.選ぶ商品
新しい窓のシリーズや性能、ガラス構成によって枠の設計は異なります。断熱性能だけでなく、枠の見付けやハンドル位置、開閉のしやすさも確認します。
4.現場ごとの納まり
カーテン、網戸、シャッター、雨戸、面格子、窓台などとの干渉を避けながら施工方法を決めます。図面だけでなく、現地で確認する理由がここにあります。

小さくなるのはガラス面だけではありません
確認したいのは見た目だけではありません。窓を全開にしたとき、人や荷物が通れる幅・高さも変わる場合があります。掃き出し窓を出入口として使うお宅や、大きな家具を出し入れする窓では、特に有効開口の確認が大切です。
また、窓枠の下側が高くなると、出入りの際に段差を感じやすくなることがあります。毎日使う窓ほど、完成後の使い勝手まで想像しておく必要があります。
当店が現地調査で確認すること
当店では窓の幅と高さだけでなく、既存枠の形、室内外のスペース、額縁、カーテン、シャッターや雨戸、網戸、開閉方向などを確認します。必要に応じて、工事後に枠がどの位置へ来るか、どの程度見え方が変わる可能性があるかをご説明します。
採寸値だけで商品を決めるのではなく、「この窓から出入りするか」「眺望を重視するか」「開閉を楽にしたいか」も判断材料です。
当店ではこう考えています
カバー工法は、壁を大きく壊す工事を抑えながら窓全体を交換できる有力な方法です。ただし、断熱性能が上がるからといって、開口の変化を説明せずに進めてよいとは考えていません。
窓が少し小さくなっても性能改善を優先したい場所もあれば、眺望や出入り幅を優先して別の納まりを検討した方がよい場所もあります。住宅条件とお客様の優先順位を確認して提案します。
見積り前に確認しておきたいこと
- その窓から人や荷物が出入りするか
- カーテンやブラインドが干渉しないか
- ガラス面の広さや眺望を重視するか
- シャッター・雨戸・面格子が付いているか
- 開閉方法を変えたいか
まとめ
窓のカバー工法では、既存枠の内側へ新しい枠を設置するため、ガラス面や開口が少し小さくなるのが一般的です。しかし、その度合いは現場条件と商品によって異なります。
外窓交換をご検討の際は、寸法だけでなく、完成後の見え方と使い勝手まで確認しましょう。実際の工事は施工事例でご覧いただけます。羽生市周辺で窓交換をお考えの方は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
MADOショップ羽生下岩瀬店
サッシャーズ株式会社
代表取締役 三浦雄太郎
窓・玄関リフォーム専門店として、現地調査・商品提案・施工管理を行っています。住宅の状態や使い方に合わせ、完成後の納まりまで考えたリフォーム方法をご提案しています。
この記事を書いたスタッフ





