【羽生市】長雨・豪雨で気になる窓の雨漏り|気候変動と、住まいでできる備え
- 店長:三浦 雄太郎
- 三浦店長 現場&日常ブログ
こんにちは!
MADOショップ羽生下岩瀬店、店長の三浦です😊
「また雨か……。洗濯物がなかなか乾かないなぁ」
雨の日が続くと、そんな言葉も出てきますよね。
今回、東京都心の「36日連続の雨」を取り上げた、ABEMAの番組を見て考えさせられました。番組では、長雨を「ノアの方舟」の物語になぞらえる声も紹介されていました。
もちろん、物語と実際の気象現象は別のお話です。それでも、こうした言葉が話題になるほど、雨の降り方に不安を感じる方がいるのだと思います。
窓や玄関に関わる仕事をしている私としても、気になるテーマです。
今回は、長雨や豪雨のニュースから、わが家の窓まわりで確認しておきたいことをお話しします。
「36日連続の雨」と「36日間ずっと豪雨」は違います
まず、ここは整理しておきたいところです。
「36日連続で雨を観測した」ということは、36日間、休みなく強い雨が降り続いたという意味ではありません。日中に晴れ間があっても、朝や夜に雨が降れば、雨を観測した日になります。
また、雨の日が長く続くことと、短い時間に大量の雨が降ることも、同じではありません。
番組でも、京都大学防災研究所の山口弘誠さんは、今回の長雨について、前線の停滞や台風などの要素に触れ、温暖化の影響がどの程度あったかは研究が必要だと説明していました。
「雨が続いたから、すべて温暖化が原因」と決めつけず、分かっていることを確かめる。
ニュースを見るときにも、大切にしたい視点ですね。
温暖化で、強い雨は増えるのでしょうか?
一方で、温暖化と豪雨の関係には、科学的に分かってきたことがあります。
空気は、温度が高くなるほど、含むことのできる水蒸気の量が増えます。雨のもとになる水蒸気が増え、雨を降らせる気象条件がそろうと、強い雨につながりやすくなります。
気象庁も、日本では強い雨の発生頻度が増えていることや、温暖化が近年の一部の大雨の発生確率・強さに影響したことを報告しています。
ただし、これは「どの地域でも、毎年、雨の日が増え続ける」という単純な話ではありません。
私たちの暮らしでは、雨の降り方が変わる可能性を踏まえて、備えを見直すことが大切です。
窓のレールに水が!すぐに「雨漏り」とは限りません
強い雨のとき、窓の下のレールに水がたまっているのを見ると、驚きますよね。
実は、窓には、下枠に入った雨水を外へ排出する仕組みを持つものがあります。レールに水があるだけで、すぐに故障や雨漏りとは判断できません。
YKK APも、降雨時に下枠に水がたまることは、一般的な窓の構造上、水密性能を保つために必要な場合があると説明しています。
ただし、製品の性能を超える強風雨では、室内へ雨水が入り込むこともあります。
気にしていただきたいのは、例えば次のような状態です。
- 水がレールを越えて、室内の床まで広がる
- 窓の周囲の壁紙に、雨のあとでシミができる
- 特定の風向きや強い雨のときに、繰り返し水が入る
水が見える場所だけでは、原因を判断できないこともあります。窓本体だけでなく、周囲の外壁や取り付け部分などの確認が必要になる場合もあります。
参考:YKK AP「強風雨時などに、サッシのレール(下枠)に水が溜まります」
雨が強くなる前に、確認したい3つのこと
① 窓の下枠や排水まわりに、ごみがたまっていませんか?
手の届く範囲で、窓の下枠の砂やほこり、ベランダの排水口まわりの落ち葉などを確認しましょう。
水の通り道が詰まらないようにしておくことが、日頃の備えになります。
ただし、排水用の穴や部品を、自己判断でテープやコーキング材で塞がないでください。 水が抜けなくなる原因になります。お手入れは、お使いの製品の説明書に沿って行いましょう。
② 窓はきちんと閉まり、鍵が掛かりますか?
「少し引っ掛かるけれど、そのまま使っている」
「鍵を掛けるのに、窓を持ち上げないといけない」
そんな状態があれば、天候が穏やかなうちに相談しておくと安心です。
窓や網戸の外れ止めも大切な部品です。無理に外したり調整したりせず、確認方法が分からない場合はご相談ください。
③ ベランダや庭に、飛ばされそうなものはありませんか?
植木鉢や物干し用品などは、強風で飛ばされると、窓ガラスを傷つける原因になります。
片付けや点検は、雨風が強くなる前に。荒天中に外へ出たり、脚立に上ったりして作業するのは避けましょう。
窓の水滴は、雨漏り?それとも結露?
長雨の時期は、窓まわりの水滴も気になるものです。
外から雨水が入る「雨漏り」と、空気中の水蒸気が冷たい面で水滴になる「結露」では、必要な対策が違います。
相談するときは、次のことを記録しておくと、原因を考える手掛かりになります。
- 雨が降っているときだけ濡れるのか
- 晴れた朝にも水滴が付くのか
- ガラス・レール・壁のどこが濡れるのか
- 風が強い日だけ起きるのか
写真も役立ちますが、撮影は安全な室内から、無理のない範囲でお願いします。
「水があるから窓を交換」ではなく、まず何が起きているかを確認することが先です。
内窓を付ければ、雨漏りも直るのでしょうか?
ここは、窓の専門店としてお伝えしておきたいところです。
内窓は、断熱性を高めたり、条件によって結露を軽減したりするための選択肢です。ですが、外から入る雨水の原因を直す工事とは別です。
実際に、内窓のメーカーの注意事項にも、外窓を開けた状態で内窓に雨が当たると、室内へ漏水する可能性があると記載されています。
雨漏りがある場合は、先に原因を調べ、必要な補修を検討します。そのうえで、寒さ・暑さ・結露のお悩みに合った窓リフォームを考えていきます。
窓交換やシャッターにも、それぞれ役割と性能の限界があります。どれか一つを取り付ければ、あらゆる豪雨や浸水を防げるわけではありません。
大きな気候の話を、身近な備えにつなげたい
気候変動というと、少し遠い話に感じるかもしれません。
でも、窓の閉まり具合を確かめる、排水口のごみを取り除く、雨のあとにできたシミを放置しない。そんな身近な行動も、住まいを守る一歩です。
もちろん、災害のおそれがあるときは、住まいの点検より、ご自身とご家族の安全が優先です。気象情報や自治体の避難情報を確認してください。
MADOショップ羽生下岩瀬店では、羽生市を中心に、窓や玄関のお悩みを伺っています。
「これは雨漏りなのかな?」
「窓の閉まり方が、以前と違う気がする」
「寒さ対策も含めて相談したい」
そんなときは、気になる場所の写真や、どんな日に起きるのかをお知らせください。
不安をあおるのではなく、お住まいの状態を確認して、必要な対策を一緒に考える。
そんな窓の専門店でありたいと思っています😊
参考動画:ABEMA Prime「【長雨】異常気象が“当たり前”に?温暖化で豪雨は増える?東京36日連続の雨…」
※「36日連続」は動画内で紹介された時点の記録です。本記事は番組の議論を参考に、気象庁・メーカーの情報を確認して構成しています。
この記事を書いたスタッフ






