寒い朝、24時間換気の給気口は閉めていい?冷気を感じたときの確認順
- 店長:三浦 雄太郎
- 窓・玄関リフォームコラム
結論からお伝えすると、24時間換気の給気口は、寒いからという理由だけで常に閉めたままにするのはおすすめできません。まず給気口が換気システムの空気の入口になっているか、フィルターの汚れや風量設定に問題がないかを確認しましょう。ただし、設備の方式や取扱説明書、強風時などの条件によって操作方法は異なります。
朝晩の冷えが出てくると、壁の給気口から入る空気を「すきま風」と感じることがあります。昨日の記事では窓まわりの空気の流れを取り上げましたが、今日はその入口となる給気口を閉める前の確認順をまとめます。
給気口は換気の「入口」です
国土交通省は、住宅では居室に新鮮な空気を供給する給気口を設け、トイレなどの排気ファンへ空気を流す方法が一般的と案内しています。また、住宅には原則として24時間換気システムの設置が必要とされています。
給気口をすべて閉じたまま排気ファンだけを動かすと、必要な空気が入りにくくなり、窓やドアの気密部など別の場所から空気が入りやすくなることがあります。昨日ご紹介した「窓を閉めてもカーテンが揺れる」症状につながる場合もあります。
寒いときに確認したい4つのこと
- 給気口の役割を確認する
24時間換気用か、個別の自然給気口かを取扱説明書や住宅資料で確認します。 - フィルターを掃除する
ほこりで詰まると、別の給気口や窓まわりに空気が集中することがあります。交換時期は製品の説明書に従ってください。 - 風量設定を確認する
強・弱の切替がある機種もあります。停止や変更が可能かは設備ごとに異なるため、自己判断で機器を分解しないでください。 - 家具やカーテンとの位置を見る
冷気が人へ直接当たる場合は、空気の通り道をふさがない範囲で家具配置を見直します。
当店では「窓だけ」を原因にしません
給気口の近くが寒いという相談でも、原因は給気口の風量だけとは限りません。窓ガラスやアルミ枠の表面が冷えて起きるコールドドラフト、窓の建付け、気密材の状態が重なることもあります。
当店では、換気扇を動かしたときと止めたとき、給気口の開閉、風の強弱、窓の閉まり方を順番に確認します。窓の調整でよいのか、給気経路の見直しが先か、断熱性を高める内窓・外窓交換が適するかを分けて考えます。寒さを感じるだけで、すぐ高額な窓交換が必要とは判断しません。
一時的に閉める場合も説明書を優先
台風や煙・においの流入など、一時的に給気口を閉める操作が案内されている製品もあります。再び開けるタイミングを含め、必ず設備や住宅の取扱説明書を優先してください。分からない場合は住宅会社や換気設備メーカーへ確認しましょう。
関連記事:窓を閉めているのにカーテンが揺れる?すきま風と換気の見分け方
窓まわりの冷気と換気の影響を一緒に確認したい方は、施工事例一覧も参考にしてください。状況が判断しにくい場合は、給気口・窓・換気扇の位置が分かる写真を添えてお問い合わせください。
MADOショップ羽生下岩瀬店
代表取締役 三浦雄太郎
この記事を書いたスタッフ





