複層ガラスの内側が曇って拭けない?内部結露は交換のサイン
- 店長:三浦 雄太郎
- 窓・玄関リフォームコラム
窓の室内側と室外側を拭いても、複層ガラスの間に曇りや水滴が残る場合は「内部結露」の可能性があります。室内表面の結露とは違い、日常のお手入れでは空気層の中を拭けません。
内部結露は、複層ガラス端部の封着材が劣化するなどして、乾燥した空気層へ湿気が入ることで起こります。基本的には複層ガラスの交換を検討する症状ですが、まずメーカー、製造時期、保証条件を確認しましょう。

※イメージ画像です。実際の曇り方やガラス・サッシの形状は製品と使用環境によって異なります。
最初に「どの面」に水滴があるか確認
複層ガラスは、2枚以上のガラスと、その間の空気層で構成されています。水滴の位置によって、考えられる原因と対処が変わります。
- 室内側の表面:室内の湿度と窓表面の温度差による一般的な結露。換気、除湿、拭き取りで様子を見ます。
- 室外側の表面:気象条件によって朝方などに発生することがあります。
- ガラスとガラスの間:両面を拭いても取れず、内部結露の可能性があります。
懐中電灯を斜めから当てたり、指で室内面に触れて水滴の位置を比べたりすると確認しやすくなります。無理にガラスを外したり、穴を開けたりしないでください。

※イメージ画像です。特定メーカー商品の断面ではなく、内部結露の仕組みを分かりやすくした概念図です。
なぜ空気層に湿気が入るの?
複層ガラスの周囲には、空気層を密閉する封着材があります。経年、ガラスや枠のゆがみ、端部への負担などで密閉性を保てなくなると、外部の湿った空気が入り、温度変化によって空気層内に曇りや水滴が生じることがあります。
LIXILの公式Q&Aでは、複層ガラスの内側に付いて取れない水滴を内部結露と説明し、対応はガラス交換になると案内しています。LIXIL製品では内部結露に製造日から10年の保証が案内されていますが、天窓などの例外や免責条件があります。他メーカーにも独自条件があるため、保証書とメーカー表示を確認してください。
ガラスだけ替える?窓ごと替える?
当店では、内部結露だけでサッシ枠や開閉状態に問題がなければ、まず複層ガラスだけを交換できるか確認します。曇りが出たからといって、必ず窓全体の交換が必要なわけではありません。
一方、窓が重い、枠がゆがんでいる、すきま風がある、部品供給が終わっているなど、ほかの不具合も重なっている場合は、外窓交換と費用・今後の使用年数を比べます。ガラス寸法、厚み、Low-E膜の種類などを現地で確認してから判断します。
相談前に撮影しておくとよいもの
- 窓全体と曇っている範囲
- 室内側・室外側の両面を拭いた後の状態
- ガラス右下などにあるメーカーや製造情報の表示
- サッシのメーカーラベル
- 購入日や施工日が分かる保証書・契約書
曇りは気温によって消えることがあるため、症状が出ているときの写真も役立ちます。
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複層ガラスの曇りが表面なのか空気層なのか分からない場合は、無理に分解せず、写真と表示を確認して窓専門店へご相談ください。MADOショップ羽生下岩瀬店では、ガラス交換で済む可能性も含めて状態を確認します。
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